2018/03/25(日)に開催される、第二回文学フリマ前橋に出展します。
前橋プラザ元気21 にぎわいホールで、11:00～16:00に開催される文芸イベントです。
一般入場は無料となっています。

roika_worksは、エ-22のスペースを頂きました。
文学フリマ前橋初頒布作品やグッズを携えていきます。
300字SSポスカと絆の結び方(新刊準備号折本)を、無配としています。
よろしければ、顔を見るついでに持っていってやってください。
それでは、お品書きをどうぞ。



試し読みのページがありますので是非どうぞ。

・さえずる小鳥
　試し読みする
・吸血鬼の戯言
　試し読みする
・それぞれの光の元で
　試し読みする
・名無しの裏稼業
　試し読みする

無料配布はこんな雰囲気のものになります。
卓上に置いてありますので、ご自由にお持ちください。


・300字SSポストカード『残雪』


・絆の結び方(新刊準備号折本)

頒布物のお取り置きを受け付けています。
twitterのDMでの連絡が確実です。
既刊は残部が少なめです。

季節の変わり目でお忙しいかと思いますが、
少しでも楽しんでいただけるものをお渡しできればと思っています。
当日会場でお会いできるのを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。

文学フリマ前橋の開催情報については、公式ホームページをどうぞ。
第二回文学フリマ前橋　開催情報

『単発』
・言葉の扱い
・恋愛の比重

恋愛至上主義とでもいうのだろうか。恋人がいないという話題になると、不思議なものを見る目をされる。いい人を紹介してやろう、とお節介なことを言われることもある。人格に問題があるからと決め付ける人もいる。恋人の有無は重要なのだろうか、と考えてしまうので私に恋人ができるのはまだ先だろう。

言葉が怖い。気を付けても誰かを傷付けていることがある。相手にそのつもりがなくても、言葉で傷付けられる。傷付けられ、傷付けることが分かっていても、言葉を使わなければ誰とも分かり合えることはできない。なるべく傷付けたくないので、言葉選びは慎重になる。それが報われるのかは、分からない。

『更新情報』
・朧夢

変な夢を見た。起きたときは覚えていたのに、書き記そうとしたらすっかり思い出せない。ペンを落とした紙にインク溜まりができている。白い霧を掴めないように、忘れてしまったことは思い出せない。今夜も夢が見れるだろうか。あの夢の続きが見られるように思う。毎日眠るのが楽しみになってきている。

『単発』
・灯火の守護者
・のらりくらり

日が昇って沈むのと同じように、生きることも死ぬことも特別なことではない。生きることは素晴らしいと、誰も彼もが一所懸命生きている。そういった人を生き急いでるのではないかしら、と私は眺めている。私といえば、生きるのは億劫だが死ぬほどの勇気はないのである。結局いつも一所懸命になれない。

蝋燭が小さく縮んでいくのを眺めている。頼りなくゆらゆら揺れる火が消えないように、息をするのも気を遣う。この火が燃え尽きてしまったら、一人の命が無くなるという。この蝋燭に火が点いたときから、今迄ずっと見守っていた。火が消えてしまうのは侘しく感じる。姿も声も知らない人に焦がれている。

『絆の結び方』
・2章 うまれたけもの_01
・2章 うまれたけもの_02

『単発』