roika_works 単発 忍者ブログ
Twitterで投稿した小説やイベント参加情報をまとめています
Admin / Write
恋愛至上主義とでもいうのだろうか。恋人がいないという話題になると、不思議なものを見る目をされる。いい人を紹介してやろう、とお節介なことを言われることもある。人格に問題があるからと決め付ける人もいる。恋人の有無は重要なのだろうか、と考えてしまうので私に恋人ができるのはまだ先だろう。

拍手

PR
言葉が怖い。気を付けても誰かを傷付けていることがある。相手にそのつもりがなくても、言葉で傷付けられる。傷付けられ、傷付けることが分かっていても、言葉を使わなければ誰とも分かり合えることはできない。なるべく傷付けたくないので、言葉選びは慎重になる。それが報われるのかは、分からない。

拍手

変な夢を見た。起きたときは覚えていたのに、書き記そうとしたらすっかり思い出せない。ペンを落とした紙にインク溜まりができている。白い霧を掴めないように、忘れてしまったことは思い出せない。今夜も夢が見れるだろうか。あの夢の続きが見られるように思う。毎日眠るのが楽しみになってきている。

拍手

日が昇って沈むのと同じように、生きることも死ぬことも特別なことではない。生きることは素晴らしいと、誰も彼もが一所懸命生きている。そういった人を生き急いでるのではないかしら、と私は眺めている。私といえば、生きるのは億劫だが死ぬほどの勇気はないのである。結局いつも一所懸命になれない。

拍手

蝋燭が小さく縮んでいくのを眺めている。頼りなくゆらゆら揺れる火が消えないように、息をするのも気を遣う。この火が燃え尽きてしまったら、一人の命が無くなるという。この蝋燭に火が点いたときから、今迄ずっと見守っていた。火が消えてしまうのは侘しく感じる。姿も声も知らない人に焦がれている。

拍手

姿も声も聞こえなくなってしまったのだろうかと心配になる程、私の存在は無くなっていた。掌を目の前に翳すと、向こうの景色が透けて見えたし、話し掛けても声は誰にも聞こえていないということだ。誰も私に気付かず、私のことを誰も知らない。何年も過ぎてしまった頃には、私は言葉も忘れてしまった。

拍手

梅の蕾が大きくなっていたことに気が付いた。どうやら随分と外を見ていなかったようである。立春も過ぎ暦は春となったが、風はまだ足元を冷たく舐める。梅の花が咲くのは、いつ頃だろうか。暮らしの中で、そうしたことに気を向ける余裕がなかった。勿体無いことをした。梅が咲いたら暦に印をつけたい。

拍手

悲しかったことはとてもよく覚えている。ペットが死んだことも、友達と喧嘩したことも、好きな人と別れたこともよく覚えている。泡が湧き出るように、そういったことを思い出す。泡は弾ける。悲しかったことは消えない。何度でも湧き出てくる。ひとつひとつ悲しかったことは積み重なる。消えはしない。

拍手

ペンを紙に走らせているときは、心が落ち着いている。紙の手触りやインクの滑り具合、そういったものが心地良い。静かな部屋に、ペンを走らせる音が響く。自分の手に残るということが、安心するのかもしれない。言葉も体温も気持ちも、時間が過ぎれば皆朧になる。紙に残すことで、繋ぎ止めているのだ。

拍手

疎外感というものを感じて一歩踏み込めない。アクリルの壁があり、彼方と此方では少しだけ世界が違う。親しい仲間内でそのように感じるのである。仲間外れにされているという訳ではない。双方そういうつもりはない。それでも疎外感という壁は壊れてくれない。此方は呼吸が苦しいが、彼方はどうだろう。

拍手

HOME | 1  2  3  4  5  6 

忍者ブログ [PR]