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お題:うたたねと雨音
お題は、すまるちゃんより。

ただ目を瞑っているのだと思ったら、いつの間にか君は眠っていた。静かな自室でテーブルを挟み君と向き合っており、本を読んでいたのだ。外の雨音が聞こえるくらい、室内は静かであった。居眠りをしている君を視界の端で盗み見ながら、手元の文庫本のページを、捲ったりしている。内容は頭に入らない。

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お題:雪が咲く
お題は、マコさんより。

あなたは、白い花が似合う人だった。薔薇でも秋桜でも百合でも、兎に角白が似合う、そんな雰囲気を常に纏っていた。何色にも染まる事が出来、敢えて何色にも染まらないあなたが私は好きだった。あなたは雪解け水の中に咲く、水芭蕉の様に清らかで優しい色をしていた。そういう人は、中々居ないだろう。

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お題:春はあけぼの
お題は、りおんさんより。
春は光が満ちる。山々も薄く色づき始め、花が咲き始める。それを照らす陽光は暖かいが、風はまだ少し冷たい。満開の桜の花吹雪は見ものだ。それまでの雪とは違い、薄く白い小さな花弁が地面を覆う。風を受けても尚、桜の枝には花が変わらずついている。この桜が全て散る頃には、風も暖かくなるだろう。

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その家は立地が悪い訳でもないのに、暗く空気が沈んでいる。小高い丘の上にあり、日当たりも良い家である間取りの所為で、窓が少ない訳でもない。書斎の窓から見える景色は中々良い。しかし、家に淀む空気とどんよりと暗い雰囲気は変わらない。忍び寄る死は、こういう雰囲気を持つのだろうかと考える。

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「寂しくは無いのですか?」
「君が居なくとも僕は生きていけるからな」
「まあ、酷い人」
「冗談だ。本当に寂しくなるのは二、三日後になってからだ」
「あら、そうなのですか?」
「君が居ない事を実感するのが、僕は遅いのさ」
「私ばかり寂しがって馬鹿みたい」
「僕だってそう思ってるよ」

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物を書き、行き詰まると本を読み、飽きるとゲームをし、そして物を書く。たまに消してみたり、足したりしながら、物を書く。部屋のカーテンも開けず、只一人無音の部屋で物を書く。時計の秒針が進む音と、キーボードを叩く音しかしない。溜息をし、茶を飲み、寝転んで目を閉じる。そして物を書く。

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5/7(日)文学フリマ東京
お品書きになります。
是非「C-20」へ遊びに来て下さいませ。
当日限定の無料配布もあります。
どうぞよろしくお願いします♪


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『名無しの裏稼業』
800円+送料205円
闇社会の仕事をしているおじさんの話。
R-18作品の為、年齢を確認出来る物を伺う場合があります。
通販、イベントでの取り置き承ります。
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『四季の言葉遊び』
650円+送料205円
季節を元に書いていた折本の総集編です。
書き下ろしは6話あります。
通販、イベントでの取り置き承ります。
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僕をは食に気をつかう方ではない人間だ。
腹が膨らめば上々とさえ思っている。
要は、食に頓着が無いのだ。
不思議と空腹が来ない日もある。
座して物を書いているだけなのだから。
君は心配して3食作り僕を居間へと呼ぶのであった。
あまり腹は空いていなくても、君に呼ばれたら僕は行かなくてはならない。

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