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「そりゃあ、良いけど…。」と、歯切れの悪い返事をする。「じゃあ、今日から友達ね、よろしく!」と、彼女は嬉しそうに笑った。何だかんだと話しながら、駅に着いた。「回り道させて、ごめんな。」「気にしないで。また明日ね!」駅で彼女が自転車で去っていくのを見送り、駅のホームへと向かった。

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『私と君』
・「止まった時間」、「綿で包む様な優しさ」2本追加

『何気ない高校生活』
・「交わらない世界」、「切っ掛けの言葉」2本追加

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「何が勿体ないんだ?」と彼女に問うと、「もっと早く仲良くなれたかもしれないじゃない?私、聡史とちゃんと話したの、初めてだし。」確かにそうだ。まともに話したのは、今日が初めてだった。「そういうのタイミングだしな。」と言うと彼女は目をきらりと輝かせた。「聡史は私と仲良くしてくれる?」

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「私達、今迄話した事殆ど無かったよね。」今回は席替えで隣になったから、話をする機会があったのだ。「そうだな。普段いるグループも違ったし。」彼女はチア部のグループ、そして僕は帰宅部のグループと行動を共にする事が多かったのだ。「そうね、折角同じクラスだったのに、勿体無かったよねー。」

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『私と君』
・「再会」、「相反する気持ち」2本追加
・各話へのリンクを追加

『何気ない高校生活』
・「やり切れない過去」1本追加
・各話へのリンクを追加

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「そういえば、杉浦に聞いたんだけど…。聡史、野球やってたんだって?」美咲の問いに、聡史は冷たい氷が心を蝕んでいくのを感じた。杉浦は、中学野球で共にプレイした仲間だ。「肘、やっちゃってさ。」美咲は察したのか、ごめんと呟いた。「大丈夫だよ。昔の事だし。」と心にも思ってない事を言った。

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『私と君』
・「便箋に詰める心」1本追加

『何気ない高校生活』
・「呼び方」、「記憶の一欠片」2本追加

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「美咲は、何でチア部入ったの?」呼び慣れない名前に、少しだけ緊張する。「私さ、中学はバレー部だったのね。同じ体育館で練習してるチア部を見て、ずっと憧れてたんだ。今では人を応援するっていうのも、良いなと思ってるよ。」そう言うと彼女は、過去を見る様に遠くを見つめていた。

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「私の下の名前は、美咲だよ。」彼女は、さらりと教えてくれた。これは、下の名前で呼んでも良いのだろうか。「美咲さんは…」そう言いかけた時に、彼女は「聡史、呼び捨てで良いよ、さん付けだと照れ臭くてさ。」名前を呼ばれる度に、心臓の鼓動が激しくなる様な気がした。「ありがとう、美咲。」

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『私と君』
・「近付き過ぎた」、「邪推」、「擦れ違う」3本追加
・各話へのリンク追加

『何気ない高校生活』
・設定追加
・「下の名前」1本追加

『単発』
・「後悔」1本追加

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