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お題:幸せは何色?
お題提供:ユースケさん

「何色が好き?」
彼女は、隣で本を読みながら、そう言った。
「青かな。」
テレビを見ながら、ぼんやりとそう答える。
自室の青いカーテンや、寝室の青い寝具を思い浮かべる。
「私は、緑かなあ。」
小説を閉じて、そう言った彼女はモスグリーンのワンピースを着ている。
「青色も、素敵よね。」

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お題:26時、ベランダにて
お題提供:カレンダー側さん

いつも通り仕事を終え、1人自宅へと帰る。
風呂と夕飯を済ませて、やっと時間が出来た時には、時計は1時を回り2時近くになる。
明日が休みで良かった。
今日は流星群がピークらしい。
そう言われると見たくなるものだ。
マグカップに珈琲を淹れて、ベランダで待つ。
暫く待っていると、虚空に星が流れた。

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お題:イルミネーション
お題提供:シキちゃん

地上に星が落ちたのかと、見紛う程に街路樹が煌めいていた。
この季節は、華やかで良い。
いつもの道も、変わって見えるのだから、不思議なものだ。
隣を歩く君は、何度か立ち止まり写真を撮っていた。
その度に画面を見ている。
「上手く撮れた?」
「うん!」
煌めく街の写真を見て、彼女は微笑んだ。

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雨だ。傘を使うかどうか迷う、細かな霧雨が街を覆っている。
しっとりと濡れた街路樹に、水が染み込んで僅かに色が変わった、石畳の歩道。
眼鏡につく水滴が気になって、結局傘を使うことにした。
傘の表面には小さな雨粒が乗っている。
霧雨の音は、殆んど聞こえ無い。
街の雑踏の方が、余程耳につく位だ。

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ぽつりと雨が落ちてきたと思ったら、次第にアスファルトは雨粒に塗り替えられた。
最寄駅へと向かう。
君は傘を持って行かなかった。
そうして、僕はお迎えとして最寄駅に参上する訳である。
改札前で待っていると、仕事帰りで遅くなった君が来た。
此方に気がつくと、いつもの笑顔で笑ったので手を振った。

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東京文フリにて頒布予定です。
通販受付は、blog内のメールフォームかTwitterのDMにて承ります。
厳選した写真なので、お手に取って頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

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■スペース
C-47

■ブックマーカー
・天然石のブックマーカー 1,000円
・流れ星のブックマーカー 700円

■ブックカバー
・布製ブックカバー(文庫本サイズ) 700円


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『お知らせ』
・「11/23(水) 東京文フリお品書き」追加

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■スペース
C-47
■新刊
『それぞれの光の元で-序章-』
『ことのはならべ』
『白い世界(写真集)』

■既刊
『僕と猫』(書き下ろしあり)
『私と君』(書き下ろしあり)
『何気ない高校生活』(書き下ろしあり)
■写真集
『青い世界』
■他
ブックカバー、ブックマーカー
■無料配布
『ろゐか入門』(既刊紹介+書き下ろしSS)
『ろゐか新聞』(書き下ろしSS+通販案内)

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